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ウーニャやった

初、ウーニャやってもらった〜。
unhaって何?

何のことはない、爪です。

ブラジル人女性は、爪命なのね。
太ってても、服に穴あいてても、子供も、おばあちゃんも、爪キラキラ!

爪サロンに行きたいとずっと思いつつ、機会を逃していたんだけど、
年越しは美しい爪で!と思い、髪も切りたかったので、
美容院で髪と手足爪、両方やってもらいました。
お値段は、髪550円、爪全部で800円くらい。

でもさ、爪って痛いのね〜!
あんまり上手くない人だったのかもしれないけど、
甘皮を取っている時に流血。
指20本中、3本流血。
痛かった…。
よくあることらしく、おねーさんも、
「痛いねー。がまんしてねー。」みたいな感じで、
止血の薬らしき、白い粉をばさっとかけて、すり込む。

いたいってばー!!!

ってポ語でなんて言うの?
アウチ!じゃないしねえ。
アイ!アイ!ですか…?

なんつーか、痛かったし、しかもこんなトコで流血しちゃって、衛生上大丈夫なのか、わたくし、本気で心配になりました。

でもブラジル人並のキラキラ爪になったぞ!
ばら色ね〜、アモールの色ね〜と言われ。
うむ。来年は是非そういう年になって欲しい。

ブラジルでは、新年に白い服を着る習慣があるんだってさ。
身に付けているものの中で、色が着いてていいのは下着だけ。
下着の色にはそれぞれ意味があるんだけど、赤はアモール、しか覚えてない。
白に赤で透けないんだろうか…という現実的な心配はおいといて。
とってもブラジルらしいですね。
私は白い服も赤い下着も持ってないけどね。

そんなこんなで、今年も終わりです。
考えてみたら、去年は青山のブラジリズモというイベントでカウントダウンしてました。その時は、一年後にブラジルにいることになるとは思わなかったけど。実はブラジルに始まる一年だったわけね。

いろいろあったけど、今まで以上に沢山の人に支えられて過ごした一年でした。感謝感謝。

これから親戚の家に、紅白を観に行ってきます。
こっちはまだお昼だけど、日本はそろそろ年が変わりますね。

では、良いお年を!
Boas Festas!!
# by comobr | 2005-12-31 22:19 | português

瀕死の英語力

どうも、お久しぶりです。
みなさんのクリスマスはいかがでしたか?
なんだか日本では、大雪がふったみたいで。

私はクリスマス、ブラジル人の友達の家で過ごしました。
日本からも友達が来ていたので、一応共通言語は英語だったのですが…。

やばい…!!!
英語がしゃべれなくなったことを痛感。
決してポ語がペラペラになった訳ではない。
なのになのに、英語が出てこないよー!!!

とりあえず、英語で話し始めるために、しばし考える。
で、話し始めても、途中でポ語に変わってしまう。
なんとか英語で話せても、最後に「ネ?」がついてしまう。

ポ語では、「né?」というのがあって、
英語でいうと"Isn't it?"という感じの付加疑問なんだけど、
これが日本語の「〜ですね」の「ね」に似ているのね〜。
用法は微妙に違うんだけど、日本人がポ語を話すときや、ブラジル人が日本語を話すときは、ネイティブ以上に「ネ?」を連発してしまう。
それが英語で話してる時にも出ちゃう。

そりゃあ、半年間、全然英語を話さなかったから、無理もないんだけど。
英語で話してるつもりが、気づいたらポ語になってるなんて、変なの!
こういう風に、自分の話している言語がコントロールできないという状況は始めて。

日本語だったらそんなことないのになあ。
自分の事ながら、おもしろいけど、やっぱり困る。

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ちなみに、ブラジルのクリスマス、12時を回った時に、沢山花火があがって、なかなかよかったです。その後、クラブに行きました。楽しいクリスマスであった。

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あと、もう一つ日本語とポ語で似ているのは「オイ」というやつ。ポ語だと「ねえ」だったり「もしもし」だったり「オイ?」だと「え?」という意味だったりするんだけど、これも英語や日本語を話している時に、出てしまうのね。在日ブラジル人では、「オイ」と「オッス」が混じっているのか「オイッス」っていう人が多い気がする。さらにこの「オイ」、イギリス英語でも同じように使うんだってさ。おもしろいねえ。
# by comobr | 2005-12-31 05:21 | português

Bonenkai e Boate (忘年会→クラブ)

先日、仲の良い日系2世の友達と、クラブに行こう!
といっていた所、その日になって連絡があり、
「今日は、カラオケ同好会の忘年会があるから、それにも行こう」と。

カラオケ同好会の忘年会inブラジル日系コミュニティ。
ディープです。
昭和の世界へようこそ。

レーザーディスクに入っているのは、12〜3年前の曲まで。
安室奈美恵も、スピッツも、ぎりぎり、ない。

皆さんが歌うのは、もちろん演歌です。
「ナントカ節」ってのも多いです。

あとは、日系社会ではやはり、「上を向いて歩こう」「川の流れのように」あたりは特別な曲となっています。(まあ、ここら辺は日本でも特別な歌だけどね、また違う思い入れがあるらしいのよ。)若い人には、「乾杯」あたりでしょうか。いずれにしてもしぶいです。

その後、クラブへ。

実は、ここだけの話ですが、
こういう所では、日系人・日本人は訳分かんない程、モテます。

アメリカでJeffrey Lesserというブラジル歴史学者(ライフログに、著書"Negotiating National Identity"を紹介してあります。)が、講演で、「ブラジルのナイトクラブでは、日系人の女性はめちゃくちゃもてる。それは日系人にはゲイシャのイメージがあって、スーパーセクシーな存在なのだ!」と断言しているのを聞いて、半信半疑だったのですが…。もてるのは本当です。ゲイシャのせいかどうかは知らないけど。

ちなみに、だいたい、
「ジャポネーザ?ニセイ?サンセイ?」と話しかけられ、
「イッセイっていうか、日本出身だよ」というと
「オリジナウ!?メズモ(本当)!?」と、やたら盛り上がる。

多分、ここはサンパウロなどに比べると日系人自体とても少なく、さらに少ない日本生まれの日本人ともなると、希少価値がすごく高いのだと思う。日本で白人がもてるのと同じかな。

ここらへん、普段はモテナイ当事者からみて、正直に言うと、
最初はこれがとても「興味深かった」のだけど、
だんだんうざくなってきます。
だってさ、日本人だから、なのが、見え見えなんだもんね。

と言う訳で、
楽しかったけど、うざくもあった、夜でした。

それより、今度、松田聖子とか練習しようかしら。カラオケ。
# by comobr | 2005-12-19 10:25 | ニッケイ社会

サンバとラジオ体操のコラボ?

学期末、みなさん生きてますか?
私は現実逃避ちゅう。

メルマガのニッケイ新聞というのを読んでいたら、カーニバルで「日系移民」をテーマにする計画のサンバスクールがあるという記事が出ていた。2008年には、ブラジル日本移民百年祭なので、そこらへんを意識してとのことです。

山車には笠戸丸(日本からブラジルについた、最初の移民船)、太鼓グループも参加させるとか、そんな構想になっているらしく、これと、露出度90%のお姉さんたちがどうやってコラボするんだろう?さすがブラジル、すごいmistura (mixture)だ…!と思っていたのですが。

既に1998年の90周年のときにも、そういうのをやった団体があるらしく、サムライ、ニンジャ、ラジオ体操協会まで演出に使ったとか。

しかも、優勝したらしいよ。
…って、ラジオ体操協会?
何をしたのさ?
気になるよお。

この間、カーニバルは歌舞伎みたいなものかな、って書いたけど、もしかして、むしろ紅白歌合戦みたいなものかもしれない、と思った。ほら、マツケンサンバとかさ。同じレベルにしたら、怒られるかな?いやでも私、マツケン好きだし…。

考えてみたら、日本もめちゃくちゃmisturaですな。

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【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 178号 2005/12/10
http://blog.mag2.com/m/log/0000094310

小林幸子、美川憲一が紅白衣装構想明かす
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200512120025.html
# by comobr | 2005-12-13 08:39 | ニッケイ社会

カリオカでしゅ

リオの話の続き。

ブラジルには、いろんな地方の方言があるんだけど、
特にリオ方言は、よく話題になったり、マネされたりする。

リオでは、人称代名詞が他の地方と違ったりするのだけど、他にとても顕著なのが、複数形などのsの発音が、スではなくシュになること。ポルトガルの植民地だった頃の影響が強く残っているのだと思う。

何となく、ミナス方言に慣れている私としては、日本語でいうと、
○○です。
が、
○○でしゅ。
になっているくらいの、変な感じがする。

で、リオ出身者のことをカリオカというんだけど、ボサノバというのは、一応カリオカのものなので、エリス・レジーナや、小野リサも、このアクセントを一生懸命習得しようとした、という話。

たまたま日本人留学生と会う機会があったけど、やはり、すごいカリオカ訛りだった。そして、帰りのバスの中では、子供たちが、カリオカのマネをしてしゃべっていた。マネしたくなっちゃうんだな。

私がアメリカでポ語を習った時は、先生が
ミネイロ(ミナス・ジェライス)→パウリスタ(サンパウロ)→カリオカ(リオ)という変遷だったんだけど、ここへ来て、ミネイロに落ち着きました。

こんどサンパウロに行ったら、変わるのかなあ。

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ところで、実は、ブラジルでは、ボサノバはあまり人気がない。これほんと。だいたいみんな、ボサノバに国際的な知名度があるのは知っているけど、例えばテレビやラジオではめったに流れない。露店のCD売りを見ても、セルタネージョ(ブラジル版カントリー、というか演歌)はあっても、ボサノバはない。ついでにいうと、「リオのカーニバル」も、完全に「外国人観光客向け」と認識されているみたい。

まあ、日本のアニメとか、歌舞伎みたいなもんかな?
# by comobr | 2005-12-06 20:22 | português